そして、OKINWA!

ほんとにわたくし小心者で、こういう時はいつも以上に眠れなくなり、予定の1時間も前に目が覚めました。
午前3時。ゆっくり朝焼けを見ようではないですか。ええ。そして、既に外は蒸し暑かった。
朝方セミや虫の声を聞いて、なんだか子供の頃の田舎の夏休みを思い出しました。
はあ〜〜〜、いいなぁ〜〜。こういうの。

客室や宿泊先を去る時は、いつもなんか寂しい。せっかく覚えた部屋への道やホテル周辺なのに、と。
バスで空港まで送ってもらい、そこからゆいレールに乗って国際通りへ。
バスツアーの集合時間まで余裕があるので、ブラブラしようと思ったのですが、早朝で市場がやってないのは調べ済ッ。
MIYAおすすめの“あかさたな”も、もちろん。でも、ポーク玉子おにぎり専門店は開いてた! が、行列が。
今回はあきらめて、ふんッ、そのままバスツアーに行きました。


参加者が少なくて危ぶまれましたが、なんとか催行されたツアーなんです。嬉しいです!
斎場御嶽世界遺産で聖地巡拝が今でも行われる場所だそうで、足を踏み入れることができない部分もあるとか。
ツアーだとガイドさんがつかれるので、一緒にお祈りさせて頂けました。
ガンガラーの谷は、とにかくそこのカフェに行ってみたく。自分で撮った写真を見ても、素敵やん、と思える場所。
がじゅまるがたくさんあり、到着時には『ワダツミの木』が流れていました。
ここで聴く元ちとせの歌。合いすぎでした。
目玉の“35(サンゴ)コーヒー”を飲みたかったのですが、今後のトイレを考えて断念(泣) ふう。
で、先ほどの斎場御嶽でも結構歩いたのですが、このガンガラーも、予想以上に歩きました。
若いお姉さんのガイドは面白おかしく上手くお喋りされ、さっきのおば様のガイドも同じく、
こういう人前で喋る仕事をしている人をいつも尊敬しますッ。
ちょっとおちゃらけた参加者のお兄さんが、がじゅまるのつた?を触って引っ張ろうとすると、
「引っ張っちゃダメですよ、しばきますよ」と、軽くおっしゃったのが良かったです。
ちなみに、ガンガラーは、岩や石が落ちる音からきたのだそう。そうかー。
まだまだ発掘中の場所、遺骨が見つかった場所、ランプを持って入った洞窟、どこももう一生見ることはないかな? 
と思えるほど貴重な目の保養でした。

バスに乗った時から、「一人ですか? じゃあ一緒にお昼食べましょう」と、明るく誘ってくれた新潟からのご夫婦の女性。
旅慣れてるのかな、とても優しく喋られる方でした。
お腹が空かず、先に行きたい場所があったのでお昼を断ってしまい申し訳なかったのですが、
私はおきなわワールド一番の目的の、玉泉洞へ直行!
中は20度くらいで、暗く、私には天国! で、空いており、本当にオススメ。
いや〜、神秘的でキレイで、これまた結構長かった。めちゃくちゃ堪能できました。
子連れママさんの赤ちゃんが泣いてたけど、そりゃちょっと小さな子には怖いかも。
外に出て残り時間は、“ブクブク茶屋”で一服。
時間があれば三線体験したかった・・・・。次の課題だな。

そうして、またもちょっとしんみり気分のお別れをして、那覇市内へ。
時間に余裕もあり、行ければと予定していた対馬丸記念館へ!
タクシーで10分くらい。ああ、ここに来られた。よかったあ。
小学校の映画鑑賞で見て、戦争の怖さを初めて実感した作品。いや、事件。
子供目線のアニメ映画でしたが、怖かったな。
沈没だけでも大参事なのに、それに箝口令を出すなんて、しかも子供に!
なんて時代だったんだろう。ひめゆりと同じく、たくさんの顔写真が訴えかけて、まともに全部見ることができません。
でも、見る。


最後は女性のタクシー運転手さんに送られて、空港へ。
今回、通り雨に全く合わずに過ごせ、本当に恵まれた旅行でした。
弾丸でしたが、私にはこれが合ってるかな。満足。でもまた来たいし、行きたい場所もいっぱいです。
今度は少し涼しい季節に、たくさん歩いて、北部の方にもどおーんと!! 行きたい!
“みやんち”、必ずまた行きます。MIYAが教えてくれた場所にも、もっと行きたい。
まだまだ、新しい世界に引っ張ってって下さい。
楽しみにしています。