ぜいたくな、もてあまし時間。

THE BOOMのツアー【 24 】@奈良万葉ホールに。
市内ではないし、どう時間をつぶそうかと橿原や畝傍辺りをウロウロ。
友人が調べてくれたイタリアンのお店やのどかな道を歩いたり、山を見たり、贅沢な時間つぶしをしました。
大和八木からホールまでの無料バスには、里中満智子の『天上の虹』のイラストがッ!
あ〜、MIYAじゃないけど(MCで史跡とか見たい、と)、私も飛鳥とか観光したい〜。
今日は9列目のほぼ真ん中あたり。キレイなホールで、これぞ、老若男女っていうくらい最前列に白髪のご夫婦や小さなお子様連れなども多かった。
中学校からも生徒さんが団体で来てたんだねえ。静寂がありながらも、かけ声も多く、いい雰囲気。
そのせいか、このツアー2回目参戦ながら、もうもう、歌が沁みたなあ〜〜。
ステージやメンバーの表情がよく見えたせいもあるんだろうなあ。

そうそう、大阪でも思ったんだけど、『島唄』の間奏で、もうなんか、自分の人生が走馬灯のように浮かぶというか、
これまで関わった人のこと思い出すとか、そういうことをブワーっと蘇らせるなあ。
新曲の言葉も、まだ聞き慣れないながらもMIYAが切々と丁寧に歌うからすっごく入ってきて、それだけで泣けてくるし、
『この広い世界で』も、ずしーんとくるし。ああ、年々涙腺弱くなる。

MCはだいたい同じなんだけど、栃やんがインストCDについてのお勧めコメントで、
「歌があるとね、ちょっと運転とかしてるとちょっとそっちに気がいったりして、危なかったりするけどね、インストだと〜云々・・・・・」みたいな。
客席も苦笑で、栃やんも「言葉足らずで、違う違う! 」とか、すっごいあのいつもの笑顔でフォロー!
MIYAと二人になってからの、MIYAの第一声、「僕の歌は運転中は邪魔なんですか? 」(笑)と言い寄られ、栃やん、タジタジでフォロー!
ライブの後半もアルバム発売について、「聞きながらドライブしても大丈夫ですから! 」と(笑)、意地悪な一言。

奈良、地方だなーと感じたことといえば、「世界でいちばん美しい島はどこだと思いますか? 」の質問に、淡路島!の声が上がってたことかな。
あと、MIYAがTVを見て(友人いわく、「ごぶごぶ」のよう)、奈良を絶賛!
「史跡とか色々ありますよね、聖徳太子のこういうの・・・・」(笑)って、仕草のみで、いつかゆっくり見に行きたい!とか。

メンバー紹介では、YAMAちゃんを置いて先に自分を。MIYAが生まれた時は鳥が飛んできたり、花が咲いたり、とブッダのように・・・と、紹介(笑)
でも、YAMAちゃん、忘れてるよ〜って思いでいっぱいでヒヤヒヤしながら聞いてたんで、思いっきり笑えなかったよお。面白かったのに。
で、そのまま演奏しようとするので、客席から「ええ〜〜! 」の声。
それでもMIYAは、「昨日、新曲を作ったので、それを歌いたいと思います」と鶴来さんの方を向いていうので、
“MIYA、マジで忘れてる感”が漂ってた(と思う)のですが、MIYAが手を客席に“ちょっと待って”的に制止しながら歌い始めると、それは
めちゃ重〜いオペラ的な、♪ Happy Birthday〜、To〜、You〜〜の歌!(笑)
安堵!! もおおー、MIYAの笑いは高度すぎてわからんよお〜っっ。ヒヤ汗かきました。
YAMAちゃんは、昨日に引き続いて今日も歌ってもらえるとは、と、顔を赤くしてお礼を言ってくれました。

アンコール、ラストの『不思議なパワー』は、最前列の子供達を指さしたり、まあ、とにかく今日もジャンプ、ジャンプでした!
今日も栃やんは、深々お辞儀するのさえ辛そうな、お疲れのご様子でした! ゆっくり休んで下さい〜。ありがとう。
『シンカヌチャー』も、最高!!
あー、次はいつ会えるのかなあ。
帰り道は外灯も少ない夜道を、薄い三日月や星や山を見ながら、帰りました。
残りのツアー、頑張って下さいね!