私の寄り道 最終日。今年はね。

MIYAの寄り道四十七次〜花鳥風月〜も、私にとっては今年はこれが最後。寂しい。
奈良はこれまで6回しかきてない。でも、連続3年目。宮沢はどこでもまた歌ってますんで、お会いできるのを楽しみにしてます。
とは挨拶してくれたものの、やはり手元にもうチケットがないのは寂しい。
MIYA〜〜(笑)

天気に恵まれた連休中の奈良。
こんな近くに、こんなに緑溢れる自然と歴史と現在という時間を同時に味わえる場所があるということに、今更ながら改めて喜ぶ。
MIYAじゃないけど、「もっと、偉そうにしてていいんじゃないですか、奈良。老舗の年数が他と比べられないくらいすごいし。せんとくんもいるし(笑)」に、同感です。



ライブ前に奈良の大仏さんを。前より大きく感じたな〜。
近くの喫茶、工場跡事務室は、ものすごくかわいかった! でも、写真はダメ。
まあ、そうやってしてくれてるくらいがいいかもしれないかな。
Ban−INOUEで食べたケーキはパンプキン。ああ、やっぱり選んでしまう。芋・栗・南瓜にめっぽう弱い。
この季節は天国のような地獄のような・・・。

そうこうして足を運んだ奈良県新公会堂 能楽ホールは、とにかくキレイ。ホールなのに瓦の屋根が特徴。景観を損ねてない。
音の響きが良い、と喜びの言葉を発していたMIYAのとおり、能楽ホール(500人収容!)は、ほんとに気持ちいい。
はい、MIYAは白シャツにGパン姿で、長い花道をしずしずと登場。最近の定番、心地良い『故郷になってください』。
ツアー中、季節も変わり、「こんな歌を歌いたくなりました」と、『白いハマナス』。久しぶりです。
日本の歌〜歌謡曲の話から、この歌の良さを「こういう恋を、もう歌える年かな、と・・・」と、中森明菜の『難破船』。
じんわりと序盤ムード。良かったです。が、MIYAは心配して、「なんか寒くないですか? この選曲。」
「北海道だったり、海に沈んだり(笑)」で、また寒いけど、美空ひばりの『みだれ髪』だったか、海から上がって暖かい曲で、ガンガスンバの『楽園』だったかな?
『難破船』については、今は便利でYou−tubeで探して見た話。
たった2分くらい歌った歌の途中で涙を流しててね、歌手としてのその歌への思い入れに感銘したとか。
「その姿を見てね・・・明菜・・・! てね(笑)」歌い方のモノマネをするものだから、笑えます。
まあ、ひばりさんのモノマネもしてましたが。こういうMIYA、ほんとにお茶目。
で、コレかな? MIYAオススメの動画。
MIYAがいう通り、アクセス数が上がるかな(笑)



『シンカヌチャー』は、ほんとにカッコイイなあ! それに加えたツアー中の沖縄・宮古島の話。
前回の京都でも聞きましたが、何回聞いても面白い! 伝説のライブだったんだなあ、ほんと。
でも何より、同じイントネーションのみやこじまに思い入れの深い私たちは、
MIYAがその言葉を発するだけでトキメイてしまいます♪ ひゃあ♪、っと。
で、今夜は特別ゲスト、ガンガスンバの宮川さんが、およそ能楽とは無縁のような現代的なオシャレなファッションで登場!
速足なのに、でもちゃんと、花道か舞台に入る手前のとこで止まっておじぎをするもんで、なんかおかしい。
宮川さんの奥様が奈良出身らしく、宮川さんの趣味は車中泊
そんな情報をMIYAが喋りつつ、セッセとセッテイングされていく。
足元にあのトライアングルのようなぶら下げられてる鉄琴(?)や、ドラムの音がする機械。手に持ったタンバリンはコード付き。
それで演奏された『暁月夜』は、アコースティックのようで、そうでもなく、なんともカッコよかった!
MIYAの流しのように、顎をギターに近づけて弾く姿もなんだか珍しくて見応えありましたっ。
と、思ったら演奏後に宮川さんに、「練習したのにちょっと失敗してごめんね」と、謝ってました〜。全然わかんなかったですが。
続いて『島唄』も演奏。すっごおーーーいい!! もっと、長く聞きたかったくらい、迫力がありました。たった二人なのにね!
喝采の中、宮川さんはおじぎをして、またダッシュで舞台・花道を退場。そんなに急がなくても・・・(笑)

アンコールでは、恒例の写真をパチリ。ホールがケーキの4分の1のような形をしているので、写真は2か所から撮る。
自分たちとは違う方々の撮影になると、MIYAは私たちからは全くの真横になり、その胡坐姿が新鮮!
と思ってたら、2枚目3枚目には、色っぽくシナを作って笑いを得ていました(笑) その写真、見るの楽しみです・・・。
そこでまた宮川さん登場。また小走りダッシュ&おじぎに、客席も失笑(笑) 二人で『風になりたい』を。
今日ももちろん、東北や沖縄の話をたくさんしてくれたのですが、なんだったかな。何度かじ〜んときたんですよね。うん、いつもですけど。
何がいいたかったのか忘れたなあ。って、MIYAも言ってたなあ。
とりあえず、今日のこの歌では、♪〜 荒れ狂う波に もーまーれ って、以前の歌詞を歌っていました。たまたまかな。うん。
で、この歌でやっと、宮川さんの笑顔を見ることができました(笑) でもって、やっぱり言葉なく小走りで帰っちゃうもので、
「何をそんなに急いでるんでしょうねえ(笑)」と、それを見送ったMIYA。
ラストは、『遠い町で』。

一番初めに、MIYAから見て左側の客席はとても見づらく、謝っていました。
できるだけそっちを見ますが、途中で見なくなったら、痛めたなと(笑)思って下さいとの注意事項(笑)
なので、途中思い出したように左側の観客に話題をふったり、無理矢理な笑顔(?)を見せるその度に笑えました〜。
最後はちゃあーんと全体に同じくらいの愛情・敬意を表現するMIYA。少しひきしまった感じ。
ありがとう! 今度またどこかで!
夜の暗い公園に、いつものように過ごす鹿を見ながら、帰路につきました。