後になって想うもの。

またおひとり、関わらせて頂いていたおばあさまが亡くなった。と、数日後の今日聞く。
先週お会いしたのにな。確かにとてもしんどそうで、痛がられていたのだけど。
それでも私は淡々と仕事を勧めたな。
もっと親身にお話を聞いていたらよかった。もっと時間を気にせずに耳を傾けたらよかった。
なんて、今だから言えるのだろうな。
数日前にも、それはそれは長いこと訪問させて頂いていたおじいさまが亡くなって・・・。
このところ、悲しみが続く。こういう後悔も、自分を納得させるだけのものだろうな。
ほんと私は氷のような人間だよ! 言葉にしてホッとしたいだけなんだわね。
ただ、この訃報と同時に、やたらと人助けをしなくてはならない場面に出くわす事が多く、
ACのCMような行いを実際に数回行うことがあった。
これがせめてものお二人への償い、なのかなと。思っています。
昔、そういうことをしたら余計なことのように断られた事があったので、なかなか進んでできなかったのですが、
それならそれでいいし、とりあえず声かけてみよう! と飛び込んだら、なんとか受け入れてもらえた次第・・・。
信号はいつでも赤じゃないんだね(←?)
 
月に囚われた男は、たった一人月で働く男の物語。
一人きりってことは現実にはありえないことなのでしょうが、信頼できる相棒がコンピューターだったり
娯楽室で卓球ができ、ジムのようにスポーツが行えるスペースがあったりと、
マンガの世界ではずいぶん前から描かれている世界が映像化。
自分がクローンと知り、苦悩する主人公サム。
萩尾望都の【A-'A】が頭をよぎりました。
展開は想像できましたが、利益重視のおえらさま方が世界を牛耳ってるあたり、
いつの世も同じだな〜と、宇宙という夢の話においてもそうなのかと切なくなったもんですっ。

月に囚われた男 [Blu-ray]