歌声喫茶・ざ・ぶーむ @森之宮ピロティホール

翌日の今日。子供みたいに熱が出て風邪をひいてしまったみたいです。
どんだけはしゃいだんだろ、私。ええ、それほど楽しかったんですね。
YAMAさんは始めの挨拶で「仕事終わりの方、ずる休みの方〜〜云々」と、気を使って下さいましたが、ええ、私は普通にお休みでしたので、ライブ前に思いっきり遊びました。その報いかしら。しかし、今更ながら豊臣秀吉のことを詳しく知ることができました。@大阪城天守閣にて。

まあ、それはさておき、前半18時半から20時まではメンバー全員&司会者とソファーに座ってのトークは、こんな贅沢な景色はないのに、見慣れてしまうものなんですねえ。栃やんが老眼を発表して大爆笑はいいですが、負けず劣らずでこちらの目もしょぼつきました。でも、インタビュー風景を生で見られるようなこのステージは、どんな缶コーヒーのCMよりも贅沢!(笑) って、そういや、この日の限定グッズ、メンバーが飲んでるブラジルコーヒー、おいしそうだったな。
栃やんは本当にムードメーカー。横に座るYAMAさんとの絶妙なコンビネーションが見物。この日もう1つ栃やんネタで印象深いのが、キューリ嫌いやつけもの・野菜嫌い?、お子様メニューが好きなこと。意外だなあ。YAMAさんが「この話、盛り上がってよかったね。まだまだあるけどね」の一言が良かった。MIYAがいつもその時の栃やんの食べたい物を当てる、という話から、「今日はコロッケでしょ? って聞いたら、う〜んって時もあって、その時はちょっと心配になりましたけどね。え、どっか悪いの?って。それで体調確認してるという」(笑)というエピソードには爆笑。

その後は待ちに待った?お楽しみの1分間フォトタイム! 1分間って短いのね〜〜〜。
一眼レフなカメラ所持の人もいて、皆の熱意がうかがい知れます。
4人ともGパンでラフなスタイルは、カッコヨロシイ。
そしてライブは、いつものバックのメンバーも登場。
【 夢から醒めて 】【 星のラブレター 】などに続いては、久しぶりの【 おりこうさん 】メドレー! 【 都市バス 】、【 逆立ちすれば答えがわかる 】では、YAMAさんに耳打ちして背中を借りて逆立ちしてましたっ。【 雨の日風の日 】、え〜っと、真ん中ではビリー・バンバン、いえ、坂本冬美でヒットの【 また君に恋してる 】のサビ、そして定番の【 津軽海峡冬景色 】ですね。あのキリっとした目線、仕草を、またも見せてくれました! 歌謡曲になると小指が立つんですね。はあ。
「子供からおばあちゃんまで聞いてくれるような歌」をかなり意識しての内容だったみたいです(笑)
いえ、それは冗談まじりに言ってたんですが、まじめなところ、本音ですよね。【 真夏の奇跡 】に続いてラストの【 風になりたい 】は、初めて聞くアレンジで新鮮!
MIYAは、この日しきりにチャボさんの事を憧れる存在と話してましたが、「俺はあんまりマッチョな人は好きじゃなくて、チャボさんにしろ清志郎さんにしろ、本当はすごくナイーブで傷つきやすて、繊細な、だけど音楽をやるとかっこよくて、そんな人に憧れます。(チャボさんは還暦ですが)僕も、あんな還暦になれたらいいなーと・・・」
「悲しい歌でも、歌うことで吐き出したりするように、明るく歌うものってあって、それがサンバだったり・・・云々。
今日の最後の曲はこれにしました。あ、でもアレンジは明るいから!(←だったかな)」その通りで、ほんとにビックリする【 風になりたい 】で、そう、SKAだよね?? なんとなく、今度のアルバムの感じも見えてくるような気が〜〜♪

ほっ、アンコールがあって良かった。
【 神様の宝石でできた島 】、そして新曲【 蒼い夕陽 】は、タカシくんが跳ねる跳ねる! あ〜、この曲、ここ数日の脳内ヘビロテです。
「MIYAの才能も泉も枯れたかと思いましたが、新しい畑を見つけました!」ですよっ。いや〜、今後が楽しみです♪♪
そうそう、AN.はMIYAは黒縁メガネだったんですよね。「レンズが合わなくなって・・・」だそう。
しかし、帽子とセットでこれまた似合ってるんですわ。
演奏前に客席から(子供から?)花束を受け取って、それを丁寧にドラム台の足元に置いたMIYA。静まり返る客席。
そこをクルっと客席へ振り向いて、「他は? 」の一言に、大爆笑!
ラストは、4人だけで。MIYAはいつも昔の歌も新しい歌も全部大切で、ずっと歌っていきます。そしてそれをいつも聞いてくれる皆のおかげって話してくれますね。それがあとの3人の言葉を代表して話してるのがヒシヒシと伝わります。それは、終了後の4人それぞれの挨拶の言葉で更に伝わるのですが。それを聞くと、ああ、自分はなんて幸せなんだと思います。そうして、演奏されたのが、数年ぶりに耳にする
【 愛のかたまり 】
あ〜、もうこれ以上の言葉はいらないなと。シャイなタカシくんの短めの言葉が、更にそう感じさせました。いいな、この4人。
そうして、還暦のメンバー、栃やんいわく50年後のこの集いを想像して、なんかおかしくなりました。
悲しいけど、楽しく歌う。じゃないけど、この日のイベントが終わって寂しい気持ち、それと【 蒼い夕陽 】が被って、またまた頭の中グルグル。まさにこの歌の気持ちです。でも、明るいリズムで飛ぶ感じ♪ そう! いつものライブ後の気持ちです。来年が楽しみだなあ。 



蒼い夕陽