日々、定まらず。

なんか色々あるようで、ないような。休みの前日だけがやたらハイ・テンション。連休前の今日はそういう人が多いのかな?
なんだか年々、“気にしィ”な性格になってきて、全然おおらかにならないわ、ねえ。人生悟れる日なんてこないね、きっと。
悟れなくても、優しく賢くはなりたいのになあ。

キャンディーズのスーちゃんのきれいさには大人になってから気づいたけど、その聡明さや控えめな中にある強さを、亡くなってから知った。
そして解散後も変わらないランちゃんミキちゃんとの関係や、その二人の言葉の端々にとれる凛としたTVでの姿勢を見て
大人の女性、人生の先輩としての尊敬の念を感じました。
キャンディーズは【微笑み返し】が好き。あの明るくも寂しいお別れの歌が。
サッシとか畳とか、三叉路とか。映像が浮かんだな。

カティンの森は、重かったな。
ドイツ軍とソ連軍の侵攻に挟まれたポーランドの話で、ポーランドの将校・軍人たち(いわゆるエリート?)が、
ソ連によって大量虐殺されたという事実を、身内を同事件で亡くした監督が映像化したそう。
ソ連がそれを認めずにドイツの責任にしたとかなんとか・・・、あー、初めて知りました。
ゴルバチョフさん時代までひきずってる話なんだそうですね。そう考えると恐ろしいな。
たくさんの遺体を検査する映像などは本物のフィルムなどがあり、それはナチス関係でよく見かける惨いものですが、
映画のラスト、将校たちが何もわからず一撃されて穴に・・・という流れ作業の絵は、やはり人間のすること、されることではないですね。
人間は大事に大事に頭を撫でられて育って、死ぬ時も惜しまれて、またその撫でた頭のぬくもりを感じておくりたいし、
撫でられた人も嬉しいんだと思う。
うまくいえませんが、そんな詩があって、大好きなのでメモしてましたが見つかりません〜。ひー。気になってきたー。きー。

この映画の前に辻仁成の【サヨナライツカ】を見ましたが、先で良かった(笑)
もう、ミポリンの美しさはわかりました、はい。いえ、きっと物語もよく考えたら素敵だし、映像もきれいなんですが
はあ、当の二人じゃないと泣けない映画なのでは・・・。愛は盲目なんだなあ。

いよいよブームのツアーも始まりました。京都会館だし、楽しみです! 


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